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キタダケソウの仲間 [キンポウゲ科]


303-14 キンポウゲ科 キタダケソウ属

キタダケソウ屬はアジアからヨーロッパにかけて生育。高さは10~30cm位で、白い花を数輪付ける多年草。日本では北岳特産のキタダケソウと、ヒダカソウ、キリギシソウの3種が確認されているが、全て局所的な分布で絶滅が危惧されている。



  1.コリアンドリフォリウム・キタダケソウ ~ Callianthemum coriandrifolium ~

11-1キタダケソウ属 coriandrifolium-13.jpg

苦灰岩質の砂礫地に列状に這う 草丈が5~6cm


11-2キタダケソウ属 coriandrifolium.jpg

花冠は純白 キタダケソウに比べて花弁の幅が広い


11-3キタダケソウ属 coriandrifolium.jpg

小葉は3深裂している 花冠の大きさが目立つ


撮 影:  ドロミテアルプス・ラガツォイ 2016.7. 5.   

Memo:  根生葉には柄があり、小葉は3深裂し、裂片は更に2~3裂している。花は純白で、茎の先に1個つく。花弁は5個で、先が浅く凹んでいる。

日本のキタダケソウ(Callianthemum insigne var. hondoense )は北岳の高山帯の礫まじりの草地に生育。花弁は6~8個で本種より細長い。朝鮮北部の冠帽峰に生育するウメザキサバノオの変種とされている。



  2.ヒダカソウ ~ C. miyabeanum ~

12-1ヒダカソウ.jpg

栽培園の植栽


12-2ヒダカソウ.jpg


撮 影:  アルプの里 2015. 6.18.   

Memo:   北海道のアポイ岳、糠平川上流付近に特産する。キタダケソウに似ているが、葉が開く前に開花する点が異なる。



次回へ ・・・・・ 続きます


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